最近は建設業許可を取得する事業者の方が増加しています。
「500万円以上を超えてきそう」「発注者から建設業許可を取得するよう言われている」「元請業者から無許可業者には工事を発注しないと言われた」ということで建設業許可を取りたいけど、どうやったら許可が取れるのか・どんな要件を満たせばいいのかわからない事業者さんは多いのではないでしょうか。
建設業許可の取得は事業者にとって大きな分岐点になります。しかし、ここで問題なのが建設業許可が必要なタイミングです。
この記事では、建設業許可が必要になるタイミングについてをご紹介します。
建設業許可の取得はいつまでに必要?
建設業許可が必要なのは、工事の請負契約をするときです。
建設業許可は、建設工事の請負契約を締結するタイミングで必要になります。なかには、建設工事の「施工日まで」と思われている方も多いですがそれだと少し遅いです。
建設業許可の申請から審査期間はどれくらい?
建設業許可の申請をしてから実際に許可を取得できるまでの期間ですが、下記のように時間がかかります。
- 知事許可の場合…1か月~2カ月程度
- 大臣許可の場合…4か月程度
また建設業許可の申請にはたくさんの書類を提出する必要がある為、提出書類を収集するのに1か月以上かかる場合もあります。
なるべく早く行動をして、余裕を持ったスケジュールを確保しましょう。
まとめ
このページでは建設業許可が必要なタイミングについてご紹介しました。着工時にあればよいと思っている方もいらっしゃいますが、実際には請負契約を締結時に必要なので、きちんと必要なタイミングから計算して準備することが大切です。
なお、建設業許可は営業所を構えている都道府県に申請をすることになりますが、各都道府県によって審査基準が大きく変わります。東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県で建設業許可の取り方を裏ワザも含めてまとめているので、ぜひご確認ください。
手続きに不安があり代行してほしい方は、行政書士など専門家への相談をおすすめします。適切なサポートを受けられ、よりスムーズに手続きを進められるでしょう。